(no subject)

陽に願う

一人 床に座り込んで
身に染みる風が ここちよい

窓から見える 夜の明けゆく様
昇る太陽に祈りを篭めて 「今日も君がいますように」
ただ願う
君は同じ空の下で 何を想うのだろう
願わくば その笑顔が絶えぬよう

寂しいという本音

寂しいと思う気持ちはどこから来るんだろう


小さい頃から 泣き虫の私
それでいて 本当に寂しい時に寂しいとは言えない私

一人で泣きじゃくった後で 気付けば「大丈夫」と言って
我慢しているうちに いつからか心の内でだけ泣くようになった

今だってそう
泣きそうになっているくせに 想いは心の中に押し込めて
助けは求めようとはしない

少しはましになったところもあるけれど やっぱり変わらない部分もある

相手の気持ちになればなる程自分の本音は言えなくて
気疲れや下手に心配をかけるくらいなら 何も言わない方がいい

このままではよくないってわかってはいても
どうしたらいいのかわからなくて膝を抱えて座り込んでいる自分がいる

いつか立ち上がれる日は来るのかな…

嘘

本当の自分はどこだろう
君から見える私はどんな形をしているのだろう

私の価値はなに？
私の役割はなに？
それは私でなくてはダメなものなの？
他の誰であってもいいものではないの？

君は否定するけれど、私にはそう思えてしまう
私の被害妄想なんだろうか

私は笑ってその思いに封をする
そうすれば何もなかったかのように明日が訪れてくれるから

嘘をつきたい訳じゃない
ただ、明日も笑っていられるようにしたいだけなんだ
私が弱くて、君も弱いから
強くなれる時がくるまではこのまま
私が私らしくいられるように